繊細、育成、忠誠心

占星術では、月は惑星と考えられていて、つまり、空で最も速く動く惑星です。
月は約2.5日ごとに星座を変えながら天空を移動しているため、毎月、月のサイクルの中ですべての星座を通過することになります。


蟹座の月で生まれた人

蟹座の人はとても強い感情を持っていますが、自分を守るために厚い殻を被っているため、それがわからないのです。蟹座の人は、自分を守るために分厚い殻を被っていますが、それは彼らが非常に繊細であり、簡単に傷ついてしまうからなのです。

また、自分の気持ちだけでなく、周りの人の気持ちも察することができます。水の星座である彼らには直感の才能があり、相手がどう感じているか、何を必要としているかを簡単に察知することができます。蟹を騙すことはできません。見透かされてしまいます。

蟹座の月生まれの人は、心や家庭の問題を非常に重要視します。深い忠誠心を持ち、他人との関係を真剣に考え、家族や友人と一緒に過ごすことを好みます。自然な養育者であり、他人に愛されていることを感じさせるためには手段を選ばないことが多くあります。
蟹座が「母なる星座」と呼ばれているのも不思議ではありません。

蟹座の月の特徴

感情的, 家族志向, 保護的, 献身的, 思いやりのある
母性/父性, 直感的, 家庭的, センチメンタル

月が蟹座にある時

他の時期に比べて、より優しく、より傷つきやすいと感じるでしょう。自分を守るために、他人との間に強い壁を作りたいという衝動に駆られるでしょう。
これは蟹座のトリックの1つで、自分の城の壁の後ろに住むことで安全を感じることができるのです。ですから、蟹座の月の移動中は、自分だけでなく、愛する人たちを守る気持ちが強くなります。

蟹座は母性エネルギーの星座なので、今回の月では、誰もが自分の子供であるかのように、育てたい、世話をしたいという気持ちが強くなります。
家庭のことがいつもより重要になり、家で大切な人に囲まれていたいと思うようになるでしょう。人を招いて食事をしながら話をしたり、友人を集めてゲームをしたりするのに適した時期です。

蟹座の月は感情が高まるので、自分の気持ちを表現しないと不機嫌になりがちです。
しかし、この感情の高まりは悪いことではありません。自分の感情的なニーズに耳を傾けることが容易になり、満足感を得るために人生で何が必要かをよりよく理解できるようになるでしょう。

蟹座の新月

月と太陽がともに蟹座に位置する初夏には、蟹座で新月を迎えます。新月は新たな成長と新しいサイクルの始まりを意味するので、とても特別な時期となります。
蟹座は何かを封じ込めることで自分を守ろうとする性質があるので、蟹座の新月には、今まで隠していた種を植えることを考えてみましょう。
しかし、その計画を皆に発表しなければならないわけではありませんし、したくなければしないでください。ただ、最終的にそれらの種を隠していた場所から出して、意図的に蒔く必要があるということです。

双子座の満月

半年後、太陽が山羊座に位置する冬の初めに、蟹座の満月を迎えます。山羊座は、外側のエネルギーと、外側の世界を支配することを意味します。
蟹座の満月では、この2つの星座のエネルギーがお互いに均衡を保ち、新月の間に近づけていたものを実現させることができます。
最終的にそれらを実現することができ、自分の感情や願望を世に出すことに安心感を得ることができます。