機会課題
コミュニケーションの向上
細部の微調整
不安なエネルギーの管理
言葉による対立に対処する

8月20日、行動と戦争と情熱の星、火星が双子座に移動し長期滞在を開始します。この赤い惑星は、2023年3月26日まで、ずっとこの変温の星座に居を構えることになります。火星がこれほど長く滞在するのは、10月30日から2023年1月12日まで逆行するためです。通常、火星は2ヶ月ほど滞在しますが、逆行を含むので滞在期間がかなり長くなります。

火星が最後に双子座にいたのは、2007年の後半から2008年の初めにかけてです。そのときのことを思い出して、どんなテーマがあったのかに気づいてみるといいかもしれません。特に、火星は伝統的な占星術で「小悪魔的」な惑星として知られているため難しいテーマがあります。

火星は戦いと流血の星ですからその性質は一般的に困難です。しかし火星は、私たちに行動、開始、自己主張を促すという点で、有益である場合もあります。この惑星は、どんな状況にもエネルギーを与え、その星座からエネルギーを引き出します。
ミュータブル(変化しやすい)サインである双子座は、常に動き回り、知的刺激を求め、自分のスキルや知識を広げようとします。従って、この7ヶ月間の私たち自身の行動やエネルギーは、「あとどれだけ学べるか」に集中することになるはずです。また、コミュニケーションや自分の考えを伝えるだけでなく、細部やロジスティックにも気を配ることになりそうです。

双子座はとても忙しく、様々なことを求める星座でもあります。話すこと、おしゃべりすること、考えること、分析することが好きなのです。この時期、私たちは多くの精神的なボールを扱うのにかなり忙しく、潜在的にストレスが溜まる可能性があるため、自分自身を思い出させるためにスローダウンして自分の言葉に注意する必要があるでしょう。
双子座の火星のシャドウ・サイドは、自分の利益のために賢すぎることがあり、時に、言葉の選択が切り傷や挑発につながる可能性があります。逆行中のこの時期は、特に言葉に気をつけ、精神的なタスクを抱え込みすぎないようにしましょう。

この宇宙エネルギーをポジティブに使うには、仕事やキャリアの細部にまで時間と注意を払うことです。例えば、ソーシャルメディアやウェブサイト、メッセージを発信する際の言葉遣いなど、改善すべき点はないかと考えてみるのもよいでしょう。愛する人、兄弟、家族、同僚、仕事仲間との建設的で意識的なコミュニケーションに励むこともできます。

火星は、この時期、土星、海王星と3回ずつつながります。同じく空中の土星とのトラインは、落ち着きのない不安なエネルギーを地上に戻し、自分の行動を律する手助けをしてくれるでしょう。しかし、海王星とのスクエアは大事なことを見落としたり、疲れを感じたり、やる気を失ったりする可能性があります。この時期は、無理をせず、休息や反省をすることが大切です。